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命を担保にするということ

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お金の話

2019年05月03日

命を担保にするということ

団体生命保険のこと 


GWの最中、いかがお過ごしでしょうか?
ガンバル不動産は今日から働きます。


今日は 健康な時にはあまり気にしない「団体信用生命保険」について
お話します。



そもそも団体信用生命保険の目的とは?


住宅ローンの借入者が返済途中で死亡ないし高度障害になってしまうなどのリスクを
保険金によってカバーし、住宅ローンの残債を完全に返済することを目的としています。


借りる立場から言うと、命を担保にしてお金を借りるということです。


銀行の立場から言うと


貸したお金が死亡や高度障害でとりっぱぐれるリスクを少なくするため
住宅ローン契約時に保険への加入をほぼ義務付けています。



団体信用生命保険の種類


いくつかの種類があり、特徴が異なります。


1. 機構団体信用生命保険(機構団信)


住宅金融支援機構が住宅ローン「フラット35」加入者に対して提供している保険です。

加入は任意で、保障期間は最長で満80歳の誕生日が属する月の末日までとなります。
ローン返済とは別に保険料の支払いが必要です。



2. 信用保証協会団体信用生命保険


全国信用保証協会連合会が提供している保険です。


加入は任意で、ローンの金利とは別に保険料を支払います。
年齢に関わらず、一律に年払いで負担します。


保険料はローン金利に含まれています。



3. ろうきん団体信用生命保険

静岡県労働金庫(ろうきん)は、1953年に労働組合よって設された協同組織の金融機関です。

ろうきん団体信用生命保険はほぼ強制加入となります。
保険料はろうきんが負担してくれるようです。(ろうきんHPから)



保障内容は?

団体信用生命保険の保障内容には以下のようなタイプがあります。


1. 死亡時・高度障害保障
被保険者が死亡また高度障害になり住宅ローンの返済が困難になった場合に
残りの住宅ローンを全額弁済してくれる制度です。


2. 三大疾病保障
三大疾病保証は、がん・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病が原因で
被保険者による住宅ローンの返済が困難になった場合に
残りの住宅ローンを全額弁済する制度です。


3. 7大疾病保障
団体信用生命保険において補償の対象とされる疾病数をさらに拡大したのが7大疾病保証です。
がん・急性心筋梗塞・脳卒中に糖尿病、高血圧疾患、肝疾患、腎疾患を加えたものを7大疾病と言います。


死亡・高度障害状態のほか、7大疾病が原因で住宅ローンの返済が困難になった場合に
残りの住宅ローンを全額弁済する制度です。


その他  いっぱいあります

・夫婦でかけて、どちらかがアレになると保険金が支払われる
・死んではないけど就業不能になったときに保険金が支払われる
・脳卒中や心筋梗塞になったら保険金が支払われる・・・・などなど。


金融機関ごとにいろいろあるようです。
(それほど詳しくない)


ローンを契約する前に、金融機関で説明がありますので
保険内容をしっかり確認しておきましょう。

まとめ

団体信用生命保険は、民間の生命保険にしこたま入っていれば
必要ないかもしれません。


金融機関がほぼ強制加入させる保険もあれば
フラット35のように生命保険の加入は義務付けしていないものもあります。


保障内容が増えるにつれ、支払う保険金の金額は増えていきますが
将来の不安を解消できるので加入できるのあれば加入したいですね。


ニーズに合わせてさまざまな団体信用生命保険があるため
自身のライフスタイルに合わせて選びましょう。




ガンバル不動産でした!