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道が狭い土地を買う!

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土地探しのお役立ち

2021年08月04日

道が狭い土地を買う!

一段と暑い夏、8月です。


さて、ガンバル不動産です。

今回は、磐田の田舎でも道路が狭いエリアはけっこうあるので「道が狭い土地を購入する時の注意点」をシェアします。

■道が狭い


道が狭いと困ることが2つあります。


1.建築基準法から制限を受けるので困る
2.工事的な側面から制限を受けるので困る


この2点です。


■基準法で困る

建築基準法には「セットバック」という決まりがあって、家を建てるためには4mの道路に2m以上接道している必要があります。

仮に前面道路が3m(1.5m+1.5m)だった場合には、道路の中心から2mまで道路とみなします。


ということは、0.5mは自分の土地なんですが自分の都合で使うことはできません。

その部分には工作物を建てる事ができないので、そのセットバックした部分を道路に提供するようなイメージです。


しかも道路幅が4mない場合の建物は防火・準防火地域以外で建てる木造住宅は「準防火仕様」にしないといけません。


準防火仕様にすると、サッシや玄関ドアを準防火仕様になるので、ざっくり100万円ぐらい価格が上がります(ガクガクブルブル

道路が狭いエリアを探す時には、「セットバック」と「準防火仕様」という言葉を覚えておいてください。

■工事で困る


道が狭いと工事が困ります。


大型レッカーを使う工法のハウスメーカーの家は建てられませんし、無理くり建てるとコストが高くなるケースもあります。


基礎工事の生コン10トン車が普通より一回り小型の運搬車になって、1回で作業が済むところが2回とかの作業になって割高になります。

こんな車両も使います。


・上棟時のレッカー車
・地盤改良工事の特殊作業車
・上棟前の木材ユニック(吊り下げ)車
・職人さんたちのワンボックス

代表的な工事車両の一例です。

■道が狭い土地を見に行く時に気をつけるポイント


それは


工事車両が入れるかどうか? 
現地の途中に曲がり角がないかどうか?

もしも、怪しい場合には住宅会社の営業さんに連絡して、現地を確認してもらってください。


近頃の木造住宅といえど、大きな工事車両が必要な場合もあります。


価格が安いからとあわてて土地を購入すると、後から建築費用が上がる可能性があるので注意してください。


■まとめ

今回は「道が狭い土地の注意点」をお話ししました。


やはり、事前に知識を深めて、わからないことは自分で調べておく、ここは本当に大切です。

トラブルの種を未然に防いでおきましょう。


正しい土地選び、正しい家づくりができるようにガンバル不動産は応援しています。詳しく相談したいひとはご連絡くださいね。


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